リサイクル産業(廃棄物処理産業)においては,通常の化学産業のように一定品質の原料をベースにするという考え方は成り立たず,同様の化学的性質を持つ(と推定した)リサイクル物(廃棄物)をひとまとめとして考えざるを得ない.そのため処理量のスケールアップのために,同じ物だけでなく類似の物をひとつにまとめてから処理を行うということもしばしば行なわれる.こうした際に,リサイクル物質を排出した側からの内容物についての情報が不足していたり,あるいは情報そのものが間違っていたりすることによって,不適当な混合が生じて予期せぬ反応が起こり,爆発や火災災害を生じることがある.このような不適当な混合による爆発火災事故を減少させるためには,混合前のスクリーニング試験が欠かせない.そのための反応模擬装置のスケール効果の研究として,不均一反応の速度(発熱速度)時間変化の予測手法について,複数の異なる装置への適用状況を比較することを試みているが,本報では,複数装置への適用にあたっての基礎データとなる液滴径について実測した結果について報告する.(図6,参考文献8)
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