独立行政法人産業安全研究所 と独立行政法人産業医学総合研究所は平成18年4月1日をもって統合しました。
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化学安全研究グループ

化学安全研究グループにおいては、化学物質に起因する各種災害の防止を目的として、物質の危険性の指標となる物性値の測定・評価、可燃性ガスや粉体の爆発現象の解明と防止対策に関する研究のほか、技術の進展に伴って導入される新種の物質や工程の危険性の予測・解明と災害防止対策など、時代のニーズに対応した研究を行っています。
1.化学物質の発火・分解危険性に関する研究
 化学物質の運搬・貯蔵・取り扱いに際しての発火・爆発災害の防止を目的として、自然発火性や自己分解性を示す熱的に不安定な物質について、それらの熱爆発限界温度、分解機構に及ぼす環境条件(温度、圧力、雰囲気ガス、物質の量)や分子構造の影響などに関する研究を行っています。
実験名
熱分解機構の研究に用いるGC-MS装置
示差走査熱流量計による化学物質の熱分解特性の測定
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2.ガス・蒸気の発火・爆発危険性に関する研究
 ガス爆発災害を防止するために、可燃性ガス・蒸気の爆発限界濃度・爆発圧力などの特性値に影響する因子の究明、爆ごうの発生と伝ぱ機構の解明、可燃性のガスと粉体の混合物の爆発特性に関する研究のほか、管路中を伝ぱする火炎の阻止や、爆発圧力による装置の破壊を防止する方法など、爆発防護の方法や安全装置に関する研究を行っています。
実験名
高温高圧条件下における爆発危険性評価実験室
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3.粉体の発火・爆発危険性に関する研究
 粉体を取り扱う工程における爆発災害の防止を目的として、可燃性粉体の物性や雰囲気条件が爆発限界濃度、爆発圧力などに及ぼす影響、粉体の爆発・発火危険性、粉塵雲中の火炎伝ぱ機構などを研究するほか、粉塵爆発特性値の測定・評価手法に関する研究を行っています。
実験名
20リットル球型粉じん爆発実験装置
粉体の燃焼伝ぱ機構を研究するPIV装置
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4.化学反応工程の危険性に関する研究
 発熱化学反応における暴走反応、自触媒反応による熱爆発などの危険な反応工程について、暴走反応発生機構の解明と防止技術に関する研究を行っています。また、シミュレーション技術の向上を受けて、プラントシミュレータを利用しての災害の検証、起こり得る事故の予測も合わせて行っています。
実験名
暴走反応の研究に用いる反応熱量計
プラントシミュレータ
実証実験用バッチプラント
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