労働安全衛生総合研究所

陸上貨物運送事業における荷役災害等を防止するための留意事項
〜重大な災害事例に学ぶ災害防止ポイント〜

 陸上貨物運送事業(陸運業)における労働災害の7割は荷役作業中に発生しています。そして、そのうちの7割が荷主等(荷主、配送先、元請事業者等)の事業場で発生しているのが特徴です。このようなことから、厚生労働省は平成25年3月に「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」を策定し、事業者ならびに荷主等の実施事項を示し、災害防止に力を入れてきました。しかしながら現在も荷役作業中の災害は発生しており、とりわけ多くの死亡災害も発生していることから、重大な災害に焦点を当てた安全対策を進めなければならない状況にあると言えます。

 厚生労働省ならびに当研究所は、平成25年に発生した陸上貨物運送事業における荷役作業時等の死亡災害の調査結果をもとに、労働者の尊い命を守るためには何が必要かを検討し、行政要請研究「陸上貨物運送事業の荷役作業における現状分析及び災害防止対策の検討」の成果の一部として、重大な災害を防止するための必須対策をまとめた『陸上貨物運送事業における重大な労働災害を防ぐためには:荷役災害時の死亡災害にみる災害パターン別の主な原因と対策』を作成しました。

 本冊子は死亡災害に至った原因分析だけでなく、今後同様の災害を起こさないために必要な対策をできる限り具体的に示すように努めましたので、荷役作業に従事する多くの皆様に活用していただけるものと考えています。冊子は以下よりダウンロードしてください。

◆ 陸上貨物運送事業における重大な労働災害を防ぐためには 冊子本体(A4サイズ・12ページ)[PDFファイル: 2,052KB]

◆ 高解像度版[PDFファイル: 4,192KB]


 【厚生労働省ホームページへのリンク】
陸上貨物運送事業における荷役災害等を防止するための留意事項〜重大な災害事例に学ぶ災害防止ポイント〜


 なお、本冊子の5ページに公益社団法人全日本トラック協会の刊行物である「荷崩れ防止に必要な荷の固定・固縛(こばく)」を参照するよう求めていますが、全日本トラック協会のご厚意により、以下より電子ファイル版がダウンロードできるようになりました。

◆ 安全輸送のための積付け・固縛方法(全日本トラック協会)」(170ページ)[PDFファイル: 2,947KB]


 その他にも、本冊子の作成にあたっては、複数の団体・企業から資料の提供や取材への協力を得ることができました。ここに記して感謝の意を表します。

(敬称略、順不同)

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